それって逆効果?色持ちに悪い悪習慣とは?
ダメージ覚悟でブリーチして、念願のアッシュ、グレージュ、ホワイト、ピンクなど、綺麗なヘアカラーでテンション上がっているあなた。
ブリーチの色持ちをよくする方法を正しく教えてもらいましたか?
髪にいいと思ってやっていることが、意外と逆効果って、、、。
そんなの早く言ってよ!となる前に、まずはこちらの記事をお読みいただき参考にしてみてください。
目次
トリートメントやヘアパック、本当に必要?
「ブリーチして髪が傷んだからトリートメントしなきゃ!」
気持ちはわかりますが、ちょっと待って!
ブリーチカラーを長持ちさせるにあたって、まず一番誤解が生まれやすいのが「トリートメント」です。
「トリートメントが髪に悪いなんて、、、」
そんなの信じたくないですよね。
あくまでも、「ブリーチ毛の色持ち」という観点ではトリートメントすると色が早く落ちてしまいやすい、ということです。
「トリートメント、ヘアマスク、ヘアパック」いろいろな呼ばれ方ですが、要するに「時間を置いて中に栄養を浸透させるタイプ」の物は色を落とします。
ブリーチカラーの色持ちをよくするケアアイテムは?
「リンス、コンディショナー」のように表面に付着し、くし通りや手触り、ツヤをよくするためのものは使用してもOKです。
ブリリアンスとエレメンツ。両方ともカラー用のコンディショナーです。
それと「カラーシャンプー、トリートメント」。
赤みを抑える「シルバーシャンプー、トリートメント」
ハニーマスタードでは「カラタスシリーズ」を取り扱っています。
こちらももちろんOKです。(色があっていなかったり、実は白髪カバー用ですごく濁っていたりするものはダメですが)
トリートメントで栄養を入れること自体は悪いことではないのですが、色が落ちてしまうリスクがある、ということを理解した上でケアしましょう。
さらにオススメなのは、コーティングタイプのトリートメント。
イルミナカラーの「CCヴェール」にはご自宅用のコーティング剤がついてきます。
表面をコーティングすることで色素の流出を防ぎ、さらに手触りやツヤをUPさせてくれる効果があります。
カラー直後、シャンプー台にてコーティングし、こちらのホームケアがついてプラス3240円のメニューです。ぜひ!
ケアアイテムについてはこちらの記事もどうぞ
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ドライヤーは傷むから、少し自然乾燥してから?その間、色ダダ漏れですよ!
ドライヤーをかけるタイミング、あなたはいつ頃ですか?
お風呂あがってすぐ?自然乾燥してから?
まさか、、ドライヤーをかけてない、、とか、、?
ドライヤーをかけていないなら、今日から絶対かけてください!
それはなぜか?
ブリーチ毛ほどドライヤーが必要な理由について
「ブリーチすると毛先の方がいつまでも乾かない」
こんな経験ありませんか?
パサパサでいかにも水分なさそうに見えるのになぜ?と不思議に思ったことないでしょうか。
ブリーチでのダメージというのは、髪の毛内部の「疎水性」という性質の本来なら水を弾いて水が入っていかないところまで壊し、水が入っていってしまいます。
普段なら水が入らないところまで水浸しになるため、なかなか水分が出てこれないのです。
そして、ただでさえブリーチでキューティクルも壊されて少なくなっている状態で、さらに髪は濡れていると、キューティクルが開いた状態になっています。
壁がボロボロの牢屋にさらに出口も開けっ放しで泥棒を逃がさないようにするようなものです。
これでは逃げられてしまいますね。
濡れた髪はタオルで丁寧に水分を取り、なるべくすぐにドライヤーをかけるようにしましょう。
タオルは絶対にこすらず、ギュ〜っと手で握るように水分を絞り出しましょうね。
ドライヤー前には必ずアウトバストリートメントを
アウトバスタイプのトリートメントは必須アイテムです。
ドライヤー前につけるオイルやミルクなど各メーカーから発売されていますが、「トリートメント」と言いつつ、色が落ちるほど中に栄養を入れたり、補修できたりするものはほとんどありません。
アウトバスのトリートメントでの色落ちは特に気にしなくて大丈夫です。
くし通りやツヤをよくするために必ずつけましょう。
オススメのアウトバスはこちらのオイルです。
エルジューダ グレイスオンセラム
重すぎず軽すぎず、やわらかく自然な仕上がりに。ベタつきません。しかも補修力あり。
他にも髪質や香りの好みによってオススメがありますので、スタッフにお声がけください。
寒いからってお湯の温度あげてない?適切なシャワー温度とは
これから寒くなってくる時期。
ついついお湯の温度をあげて温まりたくなりますよね。
でも、ちょっと待って!
その温度のまま、頭からシャワ〜。していませんか?
色が落ちないシャワー温度とは?
ズバリ、「人肌」くらい。
36〜38℃くらいが理想です。
でも、これってやってみるとわかりますが、結構冷たく感じます。
現実的なところでは39℃〜40℃くらいでしょうか。
シャワーは時間も大事
シャワーをかける時間、意識したことありますか?
しっかり流した方が良いという固定観念の元、長時間シャワーで流していませんか?
前述した通り、髪は濡れている時に一番色落ちします。
さらに壁もボロボロですから、シャワーくらいの弱い水圧でも色素や栄養がどんどん出て行ってしまいます。
少しでもシャワー時間を短縮するために、ブラッシングをしてからお風呂に向かいましょう。
ブラッシングすることで、頭皮や髪の汚れを浮かし、軽めのすすぎでも汚れを落としやすくできますよ。
紫外線の威力、ナメていませんか?
お肌の大敵「紫外線」
日焼け止めなど、お肌はかなり気にしている方も多いですよね。
その意識、髪の毛にもください!
思っている以上に紫外線での色落ちってすごいんです。
5月から夏にかけてピークですが、秋でも冬でも、ブリーチ毛となれば紫外線対策は必須。
日傘や帽子がどうしてもイヤな方は、髪のUVスプレーがありますので、長時間外にいる時には必ずケアしましょうね。
プールや海水、あとは、、「〇〇」!?
プールや海水が髪に良くない、色持ち悪い。
これは有名ですね。
さらに「汗」。
「汁(しる)」ではありません。「汗(あせ)」
意外と色を落としてしまうのです。
髪も傷みます。
「塩」ですね。髪の天敵。
汗ばかりはどうにもならないことも多いですが、髪を傷める、と知っていれば、汗をかいたままの自然乾燥とか、汗をかいた状態で紫外線に当たる、とかそういった自虐的行為を少し減らせるかもしれません。
なるべく汗をかいたらさっと流すとか、せめて日陰に移動し紫外線を避ける、とか対策してみてください。
まとめ
ブリーチカラーの色持ちのために必要なこと
- 中に栄養を入れるトリートメントはなるべく避ける
- 濡れた髪はすぐに乾かす
- 熱いお湯で濡らさない
- 紫外線からは逃げるが勝ち
- 「塩」を含むプールや海水、汗にご用心
いかがでしたか?
トリートメントはさておき、他の項目はブリーチ毛に限らず、髪をダメージさせないために意識していただきたいところです。
毎日の少しの積み重ねでブリーチの色持ちが大きく変わります。
せっかく入れた綺麗な色。
大切に、長く楽しんでくださいね