全体をブリーチしたくはないけど、ハイトーンにしてみたい。
ウィービングよりもっと明るくしたい。
毛先が梳かれてしまって量が少ない。
そんな方には「ウィービング」よりも「スライシングハイライト」がおすすめです。
「ウィービング」って何?という方はまずこちらからお読みください
ウィービングブリーチハイライトで自然に見せる透明感カラーとは
そもそも「スライシング」とは?
「スライシング」というのはウィービングと違い、「線」ではなく「面」で入れていくハイライトの技法です。
こちらがウィービング
スライシングはこちら
髪の落ちる方向に縦に入れると強めのメッシュデザインになります。
ハニーマスタードでは「横、または斜め」に入れることで自然な陰影を作ります。
ご要望のトーンにより、全体の30%〜50%の髪をブリーチするイメージです。
ブリーチをスライシングで入れるメリット、デメリット
メリット
- 全頭ブリーチに比べ、傷みが少ない
- 一度の施術でかなりトーンアップできる
- ウィービングよりもくっきりとしたコントラストが得られる
- 彩度の高め(鮮やかな)な色も表現しやすい
デメリット
- ウィービングよりもブリーチする毛が多いため、当然ダメージも大きい
- ウィービングよりも料金がかかる(ウィービング+¥2,160)
- 同じ状態を続けていくのが難しい
スライシングは、全体ブリーチした状態になるべく近づけたいという方や、少し鮮やかな色に挑戦したいという、1度のウィービングでは難しいご要望の方へおすすめをしています。
そのため、ウィービングに比べると少し負担も増え、仕上がりも少し無理した状態になるため、初めてスライシングで作った時の状態を2度目、3度目と同じデザインを提供するのは困難です。2回〜3回連続で入れると、すでに全頭ブリーチした状態にかなり近づきますので、何回か分けて全体を白っぽくしていきたい方などには続けて入れてもらっています。
お客様のご要望やなりたいイメージをお聞きした上で、プランを立ててヘアカラーします。
実際のお客様の仕上がり例
2回スライシング+その後はウィービング2回のお客様だと
このくらい、だいぶ白に近づいてます。
全体を無理やり1日でハイブリーチするよりは自然で、かつ立体感を感じると思います。
ここまで続けるには元々の髪の強さにもよりますので、ダメージと相談しながら負担をかけすぎないように注意していきましょう。
まとめ
スライシングのメリット、デメリットなどいかがだったでしょうか?
ウィービングでは作れない、スライシングでのハイトーン。
鮮やかな色や、立体感あるハイトーンが手に入ります。
ただ明るいだけじゃない、人とちょっと違うハイトーンカラーを楽しみたい方は、ぜひ一度トライしてみてはいかがでしょうか。
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